2018年8月7日

【動画・首の痛み、首のストレッチ】首の痛みを取るヨガ体操　名古屋市東区、千種区　天仁接骨院・天仁鍼灸院・整体院

首の痛みを取るためのストレッチをヨガ体操風に行った動画をアップしましたのでご紹介いたします。私自身一番好んでストレッチする体操ですのでぜひみなさんも行ってみてください。頸部の血流を改善すると頭がすっきりして身体全体が楽になります。

注意事項としましては、首の痛みがひどい人や可動範囲が狭い方は無理に以下の動画の体操を行うと逆に痛めてしまう危険性がありますので、そういう方は下記にもう少し楽な首のストレッチを紹介したブログの記事を添付いたしましたのでそちらを参考にしてください。

首の回旋可動域を改善するヨガ体操になります。私たち天仁接骨院が首のケアをする際に一番大切にしている運動は首の回旋運動です。

首の運動は、大きく分けると以下の４種類があります。

①屈曲運動

②進展運動

③側屈運動

④回旋運動

なぜ、回旋運動を大切にしているかというと、首の回旋運動は頸部でも上部の頚椎が大きく関わっているところだからです。ちょうど頭蓋骨との境界領域になり、神経的には脊椎神経から脳幹へと変わる部分です。脳幹は呼吸中枢や血圧をコントロールする中枢、体温をコントロールする中枢などとても大切な機能が密集するところであり、生命維持活動に欠かせないところでもあります。従って上部頚椎周囲の血流や凝り固まった筋肉の調整をすることは身体の健康をアップさせる上でもとても大切になります。頸部には、後頭下筋というインナーマッスルがありここにアプローチすることで上部頚椎周囲の筋肉を緩め、頚椎１番、頚椎２番の歪みを修正します。

また、普段の生活で回旋可動域いっぱいまで首を動かすことがないため、ストレッチなどでメンテナンスをしないと筋肉などが固着して硬くなります。もちろん、屈曲運動、伸展運動、側屈運動もしっかりと可動域いっぱいまで動かしてあげるととてもいい運動になりますね。

この体操は、かなりしっかりと回旋可動域いっぱいまでストレッチ出来るのがメリットです。さらに回旋可動域いっぱいまで伸ばした時に深呼吸を数回行います。普段伸ばしきっていないところまで首を回旋させた状態でホールド（保持）することでよりしっかりと筋肉の状態を改善できます。筋肉は筋膜という膜に覆われており、筋肉と筋膜の滑走が悪くなることで可動域制限が起きたり、筋肉周囲が硬くなる、いわゆる硬結が出来たりします。

体操の要領としては、ゆっくりと回線することが重要です。あまり早く行うと首の筋を痛めてしまう可能性があります。また、頚椎ヘルニア、頚椎症、ムチウチなど頸部の障害がある方は行ってはいけません。また、回旋可動域が低くなってしまっている人もいきなり行うと少し負担が大きいかもしれません。そのような方は、下の引用ブログでご紹介した体操を行うと良いです。

この体操はいわゆるねじるタイプの体操ですので、腰周りをねじる体操や胸部をねじる体操と合わせて行うとより効果を実感できると思います。

ぜひご自宅で実際に行ってみて首の上体の変化を観察してみてください。大きな実感を得られると思います。

これまでにブログでご紹介した首の痛みを取るための体操、ストレッチの記事を以下に添付いたします。